ウラン残土制裁金明日は１億円

　ウラン残土制裁金あす１億突破

　核燃、処理法いまだ模索

　核燃料サイクル開発機構（核燃）に科せられた一日７５万円の制裁金が、２２日で、１億円の大台を突破する。搬出先が決まらず、苦肉の策で米国に輸出して処理する方針を打ち出す核燃、これにたいして、方面区自治会の弁護団は制裁金を１日３００万円に増額する申し立てを鳥取地裁におこなった。

　具体的な搬出先が決まらない限り、制裁金は膨らみ続けるが、方面区は、制裁金の金額に注目が集まるのは困ると困惑している。（２１日、日本海新聞）

　問題は、いらぬ方にいって、泥沼化している。
　原点にかえって、関係者たち、冷静に対処してほしいものである。

　ともあれ、放射能公害を住民から、早くなくしてあげることである。
　低品位であっても、将来はわからない。アスベストは、わずか３０年で、害が出て問題になっている。早く取り去ってやろう。
　害になる、ならぬはもう、禁句だ。

　人形峠も、鉱石取り扱いをやめているなら、持って行っても困るであろう。
　米国に、もって行って製錬するといってるが、こんな、場当たり的なことをいうもんじゃない。東海村で、採算に合わないからほっておいたんでしょう。もっていってどうするんです。

　なんぼ金持ちの国だとしても、地球的損出です。

　現場の花崗岩の中に、坑道を掘って、戻す案をなぜ、双方考えないんだろうか。残土とおなじ地層は露頭でもあるんで、崖崩れで又出てくる。それより下部の基盤岩である花崗岩の中なら、何倍も安全である。事務やでなく、地質やが説明したらどうか。最高学府の地質やが居って、説明できないのかと思う。

　米国に持っていくより、経費が削減できたら、地区に与えて、健康管理につかわしたらよいだろう。制裁金よりどれだけ明るい金のはずである。制裁金には怨みがこもっている。こんな金使ってもなんの発展にもつながらないだろう。

　県も、鉱区税、新産業の夢を享受したはずだ、だめだったからと、冷たくしないで、指導力を発揮してほしいものだ。歌までつくって、歓迎したではないか。

　大物代議士を輩出している県で、大陸との紛争処理にやっきになっても、足元の処理に力を、かけれないとは、お粗末にすぎる。

　同じ日本人同士で、争いはやめよう。お互いに素直になろう。

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